水曜どうでしょう闘痔の旅…24時間でまわれるだけ温泉をまわり、イボ痔キレ痔?の大泉洋さんが闘痔(湯治)するという企画でどうでしょう軍団が訪れた二股らぢうむ温泉!
公式ホームページの入浴体験談を拝見するとなんとも凄そう…
ガン、心臓病、糖尿病、肝臓病、アトピー、etc.
劇的に良くなったという体験談が多数掲載されています。
ラジウムを含む塩化物泉を源泉かけ流しで味わえる…
長万部町(おしゃまんべちょう)に来たら立ち寄らねばなるまい!
長万部町の二股らぢうむ(らじうむ)温泉で日帰り入浴!
道央自動車道をひた走り長万部インターで降りる。
【かにめし本舗かなや】に寄り道してから二股らぢうむ温泉へ出発!
鉄板に描かれたマンベくん案内がこわい。
国道5号線から橋を渡って道道842号線に入る。
二股川に沿って暫く走ると難なく目的地へ到着!
広めの駐車場から小奇麗な建物が見える。
アイドリングは控えるよう注意書き。
そして、二股温泉の石灰華についての説明がある。
二股温泉の石灰華
二股温泉の石灰華は温泉水中に過飽和に含まれた炭酸石灰成分が温泉の湧出によって温度圧力が低下し水分も若干蒸発して沈殿したものである。この石灰華は通称カシュリナイ川の浸食した河底に長さ約400m幅200m位の範囲にわたって広く堆積し、厚さも最大25mの数段の段丘上の丘をつくっている石灰華で丘の部分は草木に被われているが周縁部の比較的新しく、沈殿部分は黄褐色に輝く美しい石灰華が半ドーム状を呈して極めて美観である。
温泉は摂氏40~50度の食塩泉であるが、沈殿物は方解石となり粗粒結晶のもの土状のものが堆積あるいは鐘乳石の如く垂れ下がり、柱を作り種々の奇形を示している。その沈殿速度は極めて早く温泉湧出附近流路において僅か半月で種々の形の置物が自然に出来る程である。またこの石灰華は5マッヘ以上のラジウムを放射線を有することも、ふるくからしられている。
本石灰華は、その規模においても世界において米国マンモス・ホットスプリングスの石灰華と二つよりなしと称せられる。また現在においても多量に沈殿していることにおいて学術的に貴重なものとして昭和40年6月14日天然記念物として北海道の指定するところとなった。 長万部町
なるほど~ぅ!世に二つよりなしですか!ラジウムを含んだ二股らぢうむ温泉の石灰華は貴重なものですね。
これは期待が高まります。
券売機で料金を支払い、まずは男性用の風呂へ入る。
浴槽には白い湯花が浮いた茶色っぽい湯が満ちている。
でかでかと注意書きがあり、どうやら三段になっていて深さは120cmあるようだ。
底がみえないので注意しながら入湯。
なるほど、これは深い。奥では立ったままの入浴になる。
温度はぬるめで、いつまでも入っていられる気がする。
これなら療養での長時間入浴も可能でしょう。
貸切状態でじっくりと堪能させてもらいました。
お次は混浴大浴場に参ります。
内湯は4つ浴槽があり、各浴槽で温度が異なっている。
ご年配の男性客3、4人が、浴槽につかりながら話に花を咲かせている。
まずは誰もいない対面の浴槽に入る。
おや、ここも深いので立ったままの入浴になる。
入口近くの浴槽は41℃くらいと適温。
小風呂のお湯よりも温度が高く、みるみる体が温まってくる。
続いて奥の浴槽へ入る。
ここも同じく深い。
こちらは少々温度が高く42~43℃ぐらいか、ものの数分で汗が噴き出してくる。
たまりません!
ラジウムがふんだんに含まれた源泉がかけ流しになっていて最高です。
少々休憩してから風呂端会議中浴槽の隣へ入浴。
こちらは適温でつかりやすい。
さてさて、次は混浴露天風呂へといってみよう。
扉を開けると、石灰華が析出した巨大なドームが目に入る。
なんとも壮観!天然記念物は伊達じゃない!
浴槽の区切りの上を歩き、せり出した壁寄りの浴槽につかり風景を眺める。
秋になれば渓谷の紅葉が美しいでしょうな。
この浴槽は寝湯ができるので、しばらく寝転んでつかる。
極楽極楽、こいつは最高です。大変満足!
紅葉の季節にも訪れたいものだ。
内湯に戻り、会議中の浴槽へお邪魔する。
なるほど、これは長時間つかれる温度。
ぬるめのお湯にじっくりつかって療養すれば、病気もふっ飛ぶかもしれない。
すっかり入り忘れたが、他に歩行浴用温水プールまであるようだ。
また訪れる時は宿泊してゆっくり楽しみたいお宿です。
どうでしょう軍団は、清掃中でケツしか入れなかったようですが、我々は堪能できましたー♪
二股らぢうむ温泉の湯の華(花)はお土産に最適!おススメです!
着替えを済ませて玄関に向かうと、券売機付近にお土産用湯の華が並んでいるのが目に入った。
湯の華(黄)と湯の華(白)があるが、お値段が倍も違う。
黄は3,240円で、白はなんと6,480円!(2016年当時)
湯の花(華)があれば買っているので、これは是非とも手に入れたい!
う~ん、しかし高い、高いなこりゃ。
悩んだ末にお安い黄色を購入。
ちょっとした敗北感を覚えながら靴を履いていると、玄関先にある巨大な招き猫が目に入る。
なんだろうこれは、石灰華の析出物でつくったのだろうか。
たまげたもんだ。
また絶対いくぞ二股らぢうむ温泉!
※訪問日:2016年7月
温chanの温泉漫画録!
二股らぢうむ温泉の泉質
泉 質:ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉(等張性中性高温泉)
泉 温:44.3℃(気温:9℃)
PH値:7.1
ラドン含有量:3.3Bq/kg(0.89×10-10 ci/kg:0.25マッヘ)
溶存物質総量:9.033 g/kg
溶存ガス成分:157.5mg
成分総計:9.190 g/kg
※温泉分析書(平成26年12月15日)より
二股らぢうむ温泉へのアクセス
時 間:7:00~19:00(20時55分退館)
料 金:日帰り 大人1,100円/小人500円電話:0137724383
駐車場:有(無料)
備 考:長万部駅から送迎あり(要お問い合わせ)
二股らぢうむ温泉のまとめ
女性用の露天風呂もあるので安心!
混浴風呂もあり!
ラジウム温泉と豪快な石灰ドームは評判通りの素晴らしさ!
炭酸水が飲める蛇口あり!
できれば宿泊して温泉三昧がおススメ!
湯の華(花)は家庭で楽しめる二股らぢうむ温泉だ!お土産に買うべし!電話でお取り寄せも可能!