丸駒温泉旅館を出発し、国道453号線(支笏湖通り)を戻る。
いつの間にか雲が消えて青空がのぞいている。
再び支笏湖とご対面。
この湖は日本最北の不凍湖で、透明度は日本最高レベルらしい。
ポロト温泉までの道程
駐車スペースに駐車して支笏湖をパチリと激写。ライダーさんも同じく写真を撮っている。
サラッと支笏湖見物を終え、一路白老町にあるポロト温泉へ。
ポロト湖畔にあり、源泉100%かけ流しのモール泉を味わえると評判の温泉です。
道道141号に入って室蘭街道をめざす。
ものの見事に誰も走ってない(゜o゜)
信号も全くないので、ボンヤリ走っているとスピードメーターを見て焦る!
慌ててアクセルを緩めスピードダウン。
『北海道の人は飛ばす』と知人が言っていたことを思い出した。
納得。
山道を延々と走り、ようやく室蘭本線と並走している室蘭街道に入る。
いやー見事に真っすぐ!
飽きるほどの直線!
日曜日で車は出ているが非常にスムーズ。
運転に飽きてきたころ目的地に到着!
丸駒温泉旅館の塩化物泉パワーで、顔が1.5倍くらいに伸びるほどの欠伸を連発(゚Д゚)
猛烈に眠いので、駐車場で10分ほど休憩してから館内へむかう。
駐車場はスカスカなのでゆったり入浴できそうだ。
受付を済ませて浴場に向かう。
ゆったりした脱衣所で服を脱ぎ浴室へ入る。
年配の先客が2、3人いらっしゃる。
長方形の浴槽にはモール泉がドンドコ投入されて黒っぽく底が見えない。
ちなみにモール泉とは、
モール泉とは正式な泉質名ではなく、太古の植物など有機物を起源とした成分が入った温泉の通称です。温泉の色が濃く、コーヒーやウーロン茶のような色をしています。
出展 温泉ソムリエテキスト
かけ湯をして入湯。
おほぅ、少々熱めのお湯が大変心地よい!43~44℃くらいだろうか。
湯に隠れて見えないが、浴槽壁側の投入口2か所から源泉が投入されている。
湯口付近でお湯を掬って嗅いでみる。
う~ん、森の中で森林浴をしているような良い香り!
銭湯料金で循環消毒加水加温が一切ないモール泉を味える近所の人が羨ましい。
大満足!
最高!
と思いながら欲張って長めに入浴。
湯を上がると、
汗だくだく、心臓どくどく、頭痛少々~。
若干の湯あたり気味。
凄まじいパワーを感じる。
着替えて脱衣所を出ると、猛烈な喉の渇きと眠気が襲ってくる。
自販機で買った水をゴキュゴキュと飲み干す。
横になりてーと思っていたら、どうやら休憩所があるようだ。
休憩所は畳敷きの和室で、よく見かける長机が2列に並ぶ。
窓からはポロト湖がよく見える。
先客は2名。どちら様も爆睡中のご様子。
起こさないように、しずしずと奥へ。
辛抱堪らず座布団を枕にして畳にゴロリと横になる。
すぐ横が喫煙所であるが、タバコを吸う気力もなく暫くダウン。
北海道の温泉恐るべし!
凄いぞポロト温泉!
本日2湯目でこのていたらくだ。
少し微睡んで動けるようになったところで表に出る。
アイヌ民族博物館も見学したいが、時間が押してるのでスルーを決断。
またの機会に譲ろう。
ポロト温泉は銭湯価格でお安くモール泉に浸かれる大変ありがたい日帰り温泉施設でした。
ずっと残っていて欲しい温泉だ。
名残惜しいポロト温泉を後にして、次の温泉に向かいます。
※他のお客さんがいたので浴室の写真は撮れませんでした。
温chanの温泉漫画録!
モール泉に入るといつも、めんつゆの中に入ったうどんの玉になった気分になります(関東風ね)。
もしくはあれ、色合いから純露の紅茶味を想像しちゃう。美味しいやつ^^
なにやら注意書きがいろいろ貼ってあって、少々緊張気味のうどんの玉。
湯舟にはほとんど入らず、洗い場で黙々と、そして延々と洗い続ける地元の皆さま。
これって白老スタンダードなのか?(笑)
モールってなんとも言えないいい匂いがしますよね。
枯れ葉というかなんといか、秋っぽい匂い…わかりづらいか(^^;)
脱衣所で井戸端してた婆ちゃんたちが「こわいこわい(疲れた疲れた)」と言ってました。
こわいから浸かりにくる。こわさも吹き飛ぶ名湯ですよ、ほんと。
ポロト温泉の泉質
アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)(旧泉質名:単純温泉)
(通称モール泉)