源泉かけ流し宣言!
白老町虎杖浜温泉地区は、町ぐるみで声高らかに宣言し温泉好きの心を引きつけている。
目をつけていた【北京飯店】に予約電話を入れると、
『あ~今はもうやってないの』
『あのTVでしょ~まだ勝手に流してんのよ、ことわりもなく』
えぇっ!
虎杖浜温泉はどこにいこうか
衝撃の返事に絶句。
既に一般入浴を受付けていない模様。
うぁぅ~マジですか!?
郡司勇先生が絶賛する激しい泡付きの新鮮湯につかりたかったが、無理矢理押し入るわけにもいかないので諦めるしかない。
あのTVって、バガボンド的なグルグル再放送のあれかな?
と思いつつ室蘭街道を走っていると、かに御殿の屋根に巨大熊オブジェが出現。
かなり巨大なので嫌でも目に入る。
どのくらい金かかってんのかな?などと考えていると、ホテルオーシャンの看板発見。
看板がデカくて目立ったので思わず車を入れる。
看板効果あるな~巨大熊にも納得。
日帰り用の湯の館入口には、『ランチバイキング 日帰り温泉入浴』のド派手な案内が掲げられている。
…とりあえず入ってみようか。
かなり香ばしい感じで嫌な予感はするが…
オープンな感じのロッカーに草履を入れ、受付けで日帰り料金を支払う。
さっそく日帰り用の風呂に向かう。
内風呂はけっこうな広さで、長方形の大きめ浴槽には湯がザブザブ投入されている。
先客が何名かいらっしゃる。
かけ湯をして浴槽に入ると適温の42℃くらい。
郡司さん風に言うと、『無色透明で特に個性は感じられない』
といった感じか。
すぐさま露天風呂へ向かう。
五右衛門風呂と名付けられた一人用の浴槽が目立っている。
おもむろにかけ湯をすると、
うほっ!あっちい!
かなりの激熱。
かけ湯を入念にして、一気に浴槽に飛び込む。
うおー熱い、熱いね。
47℃くらいはありそうだ。
限界まで耐えて、浴槽を飛び出すと汗が噴き出す。
なるほど五右衛門も真っ青だ。いや、真っ赤だ。
内風呂側の壁際には非常にぬるい露天風呂がある。
いつもこのくらいなのだろうか。
こちらで火照った身体を冷まし、もう一回五右衛門風呂を堪能。
お次はジェットバス?系の浴槽に入浴。
適温で浸かりやすい。
一通り堪能して〆。
入らなかったが、内風呂にはサウナと水風呂もあり。
どうも印象に薄い湯だと思って分析表を確認。
日帰り入浴用の浴槽は循環消毒風呂との記載がある…(2016年7月当時)
源泉かけ流しは本館だけでつかっ!
そーですか、日帰りは循環消毒風呂ですかー!
嫌な予感的中!
源泉かけ流し宣言を無にする湯使い!
しかし、塩素臭はなかったし、五右衛門風呂は楽しめたので良し。
ここは宿泊して源泉かけ流し風呂につからないと本当の良さがわからないでしょう。
アヨロ温泉や民宿500マイルにすれば良かった。(´・ω・`)
気を大きく取り直し次に向かいます。
温chanの温泉漫画録!
海の真ん前、その名も「ホテルオーシャン」!
どストレートで潔さすら感じます。外観はホテルというよりパチンコ屋?
入ってみると、温泉テーマパークのように様々なお風呂があります。
ご主人が温泉ソムリエとのことで、効能や効果的な入り方など詳しい説明が貼られていて、
ふむふむと読み耽っちゃいました。
五右衛門風呂を完全にスルーしてしまったのは、悔やんでも悔やみきれない痛恨のミス・・・(;´Д`)
美肌の湯の4大泉質のうち、 ①炭酸水素塩泉 ②ph値7.5以上
の2つもおさえてるなんて贅沢の極み☆
ホテルオーシャンの泉質
泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(アルカリ性低張性高温泉)(旧泉質名:含重曹―食塩泉)
日帰り(カニカニ館):温度調整の為循環及び消毒剤使用
本 館:源泉かけ流し
※温泉分析書(平成23年1月11日)より
※訪問日:2016年7月10日(平成28年7月10日)
ホテルオーシャンへのアクセス
住所 北海道白老郡白老町竹浦111
時間 10:00~20:00
料金 大人 520円 小学生 320円
電話 0144-87-3688
駐車場 有(無料)