湯元オロフレ荘は登別温泉街から車で10分少々と大変近い。
湯元とあってシャワーまでが源泉利用、浴槽には惜しげもなくカルルスの源泉が投入されているらしい。
宿泊料金もお手頃とくれば決まりでしょう。
湯元オロフレ荘までの道程
登別の交番を左折し、登別石水亭を通り過ぎると青鬼親子発見。
道道2号線を右折して、たらたら走るとすぐに到着。
自然豊かな環境に佇む温泉旅館だ。
オロフレ荘の駐車場に車を止めてチェックイン。
お部屋に入ると大変綺麗で驚いた。
畳敷きの和室で寝転がり、長時間運転の疲れを癒す。
グダグダしていると夕食タイム。
部屋出しとは贅沢だ。
生ビールを注文し、ゴキュゴキュと飲み干す。
チンカチンカのルービーが喉を刺す快感が堪らない。
喉を潤し夕食に舌鼓を打つ。
大変美味しく腹がはち切れそうになる。
満腹大満足で食事を終えると強烈に眠くなる。
動くのも辛いので布団でしばらく休む。
あ~極楽じゃ。。zzz
当然のように寝てしまい、目覚めたら23時くらい。
遅まきながら大浴場へ向かう。
脱衣所を見渡した限り、見事に誰もいないようす。
(浴室関連の写真は朝撮影したものを掲載)
日帰り入浴で嬉しい貴重品ロッカーが完備されている。
見渡すと、
『源泉温度が高いので、加水しています。』
の掲示を見つけ、少しテンションが下がった。
夏季は仕方がないのであろう。
気を取り直して、脱衣籠に浴衣を放り込み大浴場に入る。
天井が高くかなり広い。
左右には洗い場が設置され、シャンプーやボディーソープが並ぶ。
浴槽が5つに露天風呂が1つ。
これを貸し切り状態で使えるとはラッキーなことだ。
かけ湯をして、まずはド真ん中の浴槽に浸かる。
登別カルルスの入浴剤とはかけ離れた無色透明のお湯が注がれている。
ちょうど良い湯加減だ。
お湯は味も臭いも特に感じられない。
続いて左側に2つ並んだ浴槽の入口側へ身を移す。
ぬぅ~、ちょいと熱めの湯が刺激的。
43℃~44℃くらいありそうだ。
これは温まる。
ふと奥の浴槽に目をやると、温泉成分による変色が濃い。
かなり近寄りがたい雰囲気を醸し出している。
成分濃い→加水少ない→熱い、ということか。
恐る恐る足を入れる。
くおー、熱い!
脛がビリビリする!
予想的中、47℃くらいはありそうだ。
頭から入念にかけ湯をして準備を整え、一気に浴槽内へ躍り込む。
やはり熱い!
長湯は困難で、1分くらいで浴槽から脱出。
ドクドクと猛烈に汗が噴き出してくる。
ふらふらと立ち上がり、招き猫の石像が飾られている寝湯に浸かる。
温度がかなり温めで、火照った身体を冷やすのにちょうど良い。
たまらんなーこりゃあっ!
サウナ&水風呂のコンビネーションに匹敵する気持ちの良さだ。
いい具合にクールダウンして、露天風呂へ行ってみる。
外気が涼しく気持ちいい。
4、5人サイズの浴槽へお湯がドンドコ投入されている。
坪庭を眺めながら外の空気を吸い、豊富に注がれるお湯に身を任せれば気分は天下人。
贅沢極まりないなー!
思わず笑いが込み上げる。
最高の気分で露天風呂を出て大浴場に戻る。
右側の浴槽が未入浴なので、軽く浸かってみる。
ど真ん中の浴槽より少し温いくらいで快適だ。
6つの浴槽全てを堪能して部屋へ戻ると、眠気に抗えず即爆寝。
翌朝は5時起床。
眠い目を擦りながら再び大浴場へ。
またしても貸し切り状態でほくそ笑む。
写真を撮りながら、激熱風呂と寝湯を中心に一通り楽しんで入浴終了。
風呂上がりの水が最高にうまい。
夕食を腹いっぱいまで食べたのだがすでに空腹。
布団でだらだらと横になっていると、朝食の呼び出し電話が鳴る。
布団そのままにしてもらえますか?
とダメ元でお願いしてみるとあっさり快諾。
後顧の憂いを断ちイザ食事処へ。
席について美味しそうな朝食をモリモリ平らげる。
やはり温泉に入ると腹が減る。
腹いっぱい食べて部屋に戻ると、見事に布団は敷きっぱなし!
食後も布団で寝転び極楽気分ですよ~
お陰様でチェックアウト寸前までダラダラできました!
どうもありがとうございます。
最高の気分でお宿を出発し次なる目的地へ向かいます。
温chanの温泉漫画録!
ツムラの入浴剤に「登別カルルス」ってありますね。
あれで私はすっかり「登別カルルス」というひとつの温泉郷なんだと、結構最近まで思ってました。
ひとつにしては、そこそこ距離あるものぉ、登別温泉とカルルス温泉。
とはいえ隣接した温泉郷なのに、かたや白濁、かたや無色透明。自然の不思議を感じてしまいます。
広ーいお風呂場でテンションあげあげだったのは最初のうちだけで、ビビリな私はだんだん怖くなってきてしまいまして、
「怖くなんかないんだからね」とい言わんばかりに鼻歌なんかを歌っていたら、いつの間にか洗い場に女性がひとり・・・
物音、まったくたたなかったんですけどー!そもそもあの女性、この世のものだったのか・・・
いやいやいや・・・いやいやいや・・・
翌朝、食堂でお見かけしたときは心底ホッとしたのでした。
湧出量が1200リットル/分ですよ(´∀`*) ど新鮮ですよ(´∀`*) 肌触り柔らかマイルドですよ(´∀`*)
湯元オロフレ荘の泉質
単純温泉(中性低張性高温泉)
※夏期は源泉温度が高温のため一部の浴槽で加水
湯元オロフレ荘へのアクセス
住所 北海道登別市カルルス町7番地
時間 12:00~20:00
料金(日帰り)
大 人500円
小学生200円
幼 児 無料
電話 0143-84-2861
駐車場 有(無料)