国道5号線(大沼国道)を南下し、濁川温泉新栄館の看板がみえる交差点を右折。
道道778号線を真っすぐ進み濁川温泉郷に到着。
濁川温泉新栄館の混浴風呂が最高!
玄関へ入るとご主人が出迎えてくれた。
部屋へ荷物を運び入れ一息つく。
本日は他に宿泊客がいないようで大変ラッキー。
夕食前にひと風呂浴びようと思い、混浴『菊の湯』へむかう。
階段を下っていくと、アバウトな仕切りがある脱衣所へ到着。
階段を下るのは良い湯の証。
わくわくしながら浴室の扉を開けると石油臭が香る。
浴槽まわりの析出物が凄い雰囲気を醸し出している。
天井は高く解放感がある。
ざっくばらんな感じの補修がまたいい味出してます。
浴槽は3つあり、各浴槽で温度が異なる。
まずは目の前の浴槽へ。
かけ湯をした感じだと、なかなか熱めの温度。
石油臭がふわりと香る浴槽に足を入れる。
キリッと熱い湯がたまらない!
石油臭と新鮮な熱めのお湯でクラクラしてくる。
ここが温度45℃くらいで一番熱め。
続いて2つ並んだ浴槽につかる。
こちらは少し温度が低くつかりやすい。
ぐるぐる浴槽を回り、ぐったりと疲れるまで楽しんだ。
夕食後も朝も、出発まで何度も入浴して堪能させてもらいました。
本当に最高でした!
また絶対に再訪しようと思います。
温chanの温泉漫画録!
洞爺湖での戻りの船の乗り遅れや、予想以上の強烈湯たちとの闘いで、
どんどん時間が押していく湯めぐり珍道中。
完璧と思えた細かすぎる分単位のスケジュールは、
浴後のぐったり時間を考慮に入れていなかったがために、あっさり破綻…
そんなこんなで、今宵のお宿のチェックインも予定より遅くなりそうだったので
念のため、車中から電話を入れることに。
「あー、もしもし?新栄館さんですかー?」
「ああはい。そうですけど。」
「今日予約入れてた温chanですけど、少し到着が遅くなりそうでー」
「ん??温chanさんだって?」
「はい、温chanです。」
「んと、今日予約入っでながったんでないがな…」
「え?」
「予約入っでながったんでないがなと思って。ははは。」
…
…
…
い、入れてますってーーーーー!!!
だいぶ前だけど、予約入れてますってーーーーー!!!
かなり焦っていると、新栄館のご主人はカラカラと笑いながら、
「はいはい、大丈夫ですよ。お待ちしてますねー。じゃ。」
と、あっさりすぎる感じで電話を切ったのでした(^^;)
到着後、ご主人のお話を聞くと、予約のメモをいつの間にかなくしちゃったらしい。
ま、どうしても泊まりたくて、かなり早い時期に予約入れちゃいましたからねー。
お宿はかなり年季の入った古い作りだけれど、そこがまたいい。
鄙びているほど、いいお湯に当たる率が高いということが少しずつわかってきたから^^
自慢の混浴風呂は、古い階段を下って向かいます。
湯が湧いてるところに湯小屋を作り、人のほうが向かっていく。
人がいる所に汲み上げたりしないっていうのも、温泉を大切にしている感じがして、
いいお湯なんだろうなと期待が高まります。
薄暗い風呂場で、まじりっけのない極上のお湯に浸かりながら、
湯けむりをぼうっと眺める。はぁ~~幸せだ~~♪♪
ご主人の話では、毎日浴槽のお湯をポンプで汲み出し、掃除をするのが一苦労だけど
この歴史あるお湯を守るため、頑張っているのだとか。
えっと…私、住み込みで手伝いましょうか?(結構本気)
濁川温泉新栄館の泉質
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
濁川温泉新栄館へのアクセス
住所 北海道茅部郡森町濁川49
時間 8:00~20:00(無休)
料金
日帰り
大人 400円
小人 150円
宿泊
6800円~
電話 0137473007
駐車場 有(無料)