恵山温泉旅館から函館湯の川温泉へ
恵山温泉旅館での日帰り入浴を終え、一路函館湯の川温泉を目指す。
国道278号線(恵山国道)を海沿いに延々と走る。
車が数珠つなぎだったが1時間ちょっとで函館湯の川温泉に到着。
湯の川温泉は函館空港から近い温泉街。
函館空港といえば、LCC格安航空のバニラエアで【東京(成田)⇔函館】が2017年2月19日に就航し、お安くアクセスできるようになりました。
これは嬉しい。函館への旅行回数が増えそうです(*´Д`)ハァハァ
※残念ながらバニラエアの成田ー函館路線は廃止!(´;ω;`)
さて、本日のお宿は赤湯の評判が高い湯元漁火館。
無色透明の湯が多い函館湯の川温泉では、ちょいと珍しい感じの温泉です。
海辺に佇む和風旅館。
2日間に渡る函館温泉巡りの拠点です。
階段を上がって玄関へ入る。
館内は天然木材をふんだんに使っていてカウンターも木材利用。
床はニス塗りでピカピカ、そのまま裸足で歩いてOK。
チェックインを済ませてお部屋へ。
最安の洋室プラン。
しかも海側ではないので景色は死亡。
お部屋はベッド2つに机が並んでギチギチと残念ながら少々狭苦しい。
トイレと洗面所は共同だが清潔感あり。
ウォシュレット完備のトイレはありがたい。
このウォシュレット、かなり位置がズレていて笑った。
唸るほどお金があれば露天風呂付和室にしたかった。
やっぱ世の中お金だね。
部屋でしばらく休んでお食事タイム。
食事処の海側は一面大きなガラス窓で漁火が見える。
オーシャンビューってやつですね。
夕食はご主人が仕入れた鮮魚の絶品の料理が並ぶ。
本日の献立(2016年7月)※お料理少なめプラン
- 前 菜:蟹豆腐
- お造り:鮪・鮃・牡丹海老・烏賊・蛽(ばいがい)
- 菜 皿:蛸サラダ
- 煮 物:母々鰈煮付
- 酢 物:氷頭鱒
- 鍋 物:帆立漁火錦風貝鍋
- 椀 :南蛮海老味噌汁
- 甘 味:林檎・ラズベリーゼリー寄せ
食べるもの全てが大変美味しく、ワインまで追加発注し舌鼓を打つ。
お料理少な目の安いプランにしたが、気持ちよく酔っ払い大満足の夕食でした。
ケチって料理少な目の安いプランにしたのを大後悔…痛恨のミス!
間違って配られた料理も食べちゃえば良かった~!
しばらく休憩して浴場へ向かう。
夜遅い時間帯に入浴したが、誰もおらず四角い木製浴槽は源泉で満たされ溢れ出していた。
かけ湯をして入湯。
うほっ!熱いやん!
けっこう熱い湯で46℃くらいはありそう。
浴槽の壁際に加水用の蛇口があり調整できるようだ。
せっかくなんで加水せずに踏ん張っていると、堪らず汗が噴き出してくる。
赤湯というより黄緑褐色に濁った塩化物泉は成分濃厚。
温度も高くあっという間にノックダウン。
茹だった体を引きずり、続いて露天風呂へ。
明るいうちは海が見渡せ景色良し。
しばらく外気で火照った体を整える。
内湯と同じく熱めのお湯が岩風呂に満たされている。
整ったところで入湯。
はい~こちらも熱々でーす。
しかし、熱めの湯がまた大変気持ちいい。
湯疲れするほど堪能したところで、体を洗い内湯で〆る。
大変良い温泉でした!
脱衣所で着替えていると、『防犯カメラ監視中』の小さい札が貼られているのに気づく。
うーん、日帰り入浴も受付けているし、マナー悪い客が多いんでしょうかね?
想像を絶する行為をする輩がいるのが世の常、残念だが。
お宿経営の苦労を感じました。
部屋に戻って即大爆睡。
翌朝は4:00に起床し朝風呂三昧。
軽く二度寝してから朝食タイム。
食事処へ向かい、朝イカの刺身と焼魚等で御飯をバンバン頂きました。
もう本当にうまいんです。
舌を巻く美味しさ。
温泉良し!料理良し!
漁火館は部屋と料理をケチらないプランがおすすめです!
湯元漁火館の泉質
- 源泉名:湯元 漁火館1号井
- 泉 質:ナトリウムー塩化物泉(中性低張性高温泉)(旧泉質名:食塩泉)
- 泉 温:47.8℃
- 湧出量:500ℓ/min
- PH値:6.4
- 溶存物質:7.460 g/kg
- 溶存ガス成分:581.9 mg
- 成分総計:8.042 g/kg
※掲示されていた温泉分析書(平成4年12月16日)より
湯元漁火館へのアクセス
- 住所:北海道函館市根崎町375-1
- 時間
日帰り:12:00~21:00
宿 泊:14:00~10:00 - 料金
日帰り:500円
宿 泊:5400円(素泊り)~※他プラン多数あり - 電話:0138571117
- 駐車場:有(無料)