函館市の五稜郭公園近辺から、車で順調にいけば20分前後。
お決まりの迷走走行をかまし、車のすれ違いがやっとの道を進んで、西ききょう温泉西ききょう健康グランドへやっとこ到着。まわりには何もない。
西ききょう温泉の豪快土管風呂は必湯!
カーナビに情報が出てこなかったので、ざっくりの住所入力で訪問しました。
あっさり迷いましたね。スマホのナビをおすすめします。
駐車場ではバキュームカーが吸い出し作業中。ぷんぷんと便臭が漂ってます。
真昼間だが車がチラホラ停まっていて繁盛している様子。
西ききょう温泉は土管風呂が有名な日帰り温泉銭湯。早朝5:00から営業している、やる気満々の銭湯です。
土管は正確にはヒューム管というらしい。
ヒューム管とは遠心力鉄筋コンクリート管のこと。
まぁ土管風呂の方が言いやすい。
そのデカい土管を浴槽として利用している。
受付けでは元気できさくな女将さんが迎えてくれる。
料金を支払い、待合所を抜けて浴場へ向かう。
脱衣所には木製鍵付きロッカー。
鍵を失くさないよう注意。
内湯と露天風呂への出入り口がある。
まずは内湯へ。
浴室には土管浴槽が3つある。
温泉成分で土管と床は焦げ赤茶色。
左手に洗い場。
右手に3つの土管浴槽が並ぶ。
内湯の熱めに調整された土管風呂に入湯。
うーん、これまたいい湯ですな!
お湯はかなりパンチがある。
溶存物質10.65g/kg
成分総計11.21g/kg
10g/kg以上と成分濃厚な高張泉なので納得だ。
各浴槽は温度差があるのでお好みの浴槽で入浴可能。
お湯は源泉かけ流し。(ph値が高い地下水での加水あり)
内湯から露天風呂へ出る。
土管が3つドドンと並んでいる。
土管風呂は2~3人サイズ。
こちらも温泉成分で土管と床は赤茶色に変色している。
これも温度が土管ごとに異なる。
ぬるめの土管風呂でクールダウン。
こちらは地下水をそのまま利用しているらしい。
水風呂的な感じ。
他2つの土管風呂も入湯。
冷めたと思った体が再びドカンと火照る!
ほんとサウナいらずです。
これは是非源泉100%かけ流しに入浴してみたい!
湯雨竹を導入してはどうでしょうか。
とはいえ、成分濃厚の素晴らしい名湯でした。
おまけにトイレのお話。
湯上りにトイレへ向かうと、昔ながらの汲み取り式トイレ(ぼっとん便所・ボト便)とご対面。簡易洋式便座が据え付けてあるので楽ですが…残念、シャワートイレはなし!
到着時にバキュームカーを目撃していたので驚きませんでしたが。
函館市は未だに汲み取り式トイレのままのところが多いようですね。
西ききょう温泉健康グランドの泉質
- 源泉名:新温泉2号井
- 泉 質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(中性高張性高温泉)(旧泉質名:含塩化土類-食塩泉)
- 泉 温:68.2℃
- 湧出量:400ℓ/min
- 溶存物質合計:10.65g/kg
- 成分総計:11.21g/kg