水無海浜温泉から恵山温泉(えさんおんせん)旅館へ
渡島半島の南東部に位置する恵山(えさん)は活火山。
めぐみ山ではありません。
次なる目的地はその名もズバリ恵山温泉旅館。
霊峰恵山から湧き出る恵みの湯、源泉100%かけ流しの強酸性の湯が目的です。
水無海浜温泉から恵山温泉行くには、ぐるりと迂回しなければいけない。
道道635号線を繋げて欲しいですね。
国道278号線(恵山国道)まで戻り恵山方面へ進む。
またまた道道635号線とコンニチハ。
海岸沿いの道をひた走り、恵山つつじ公園方面へと坂道を上っていく。
石田温泉の看板を見つけ、ふと横を見ると黄金色の巨大仏像が目に飛び込んできた。
デカっ!
興味を引かれるが、まずは温泉。
さらに坂道を進むと恵山温泉旅館に無事到着。
駐車場からは津軽海峡と下北半島が眺められる。
玄関で日帰り入浴の料金を支払い浴場へ向かう。
浴室の扉に『石鹸は使用できません』の文字。
酸性度が高く石鹸が泡立たない為使用できないようだ。
強酸性の湯にワクワクしつつ浴室へ。
木製浴槽は強酸性の湯で満たされ、浴槽の外へ溢れ出している。
少し褐色に色づいている様に見える。
かけ湯をして入湯。
40℃くらいのお湯はぬるめで熱い夏には快適!
肌が少しピリピリする。
窓からは庭の緑が眺められる。
湯口からは絶え間なく源泉が注がれている。
舐めると酸っぱく鉄っぽい味を感じる。
桶にお湯をすくい、生乾臭のタオルを浸け置きしたら臭いが解消!
強力殺菌作用が凄まじい。
ph2.1(分析表ではph2.2)は伊達じゃない。
乾いたタオルは見事に薄茶色に色づいた。
シルバーのアクセサリーなどはイチコロでしょう。
ご用心。
お湯が目に入ったら悶絶必至。
油断して目に入ってしまったのですが、しばらく強烈に目が痛かった。
ご用心。
ぬるめといっても長湯をするとガツンときます!
適度な休憩を入れて入浴しましょう。
秋から冬にかけては泉温が低下するため加温するようです。
1月上旬から4月中旬は潔く休業。
やはり温かい時期がベストでしょう。
宿泊して思う存分楽しみたい素晴らしい温泉でした。
帰りがけに金色の観音像を見学。
何もない場所にドドンと佇む様は少し寂しげでした。
恵山温泉旅館の泉質
- 源泉名:恵山温泉旅館
- 泉 質:酸性・含鉄(Ⅱ)・アルミニウムー硫酸塩温泉(酸性低張性温泉)(旧泉質名:酸性明ばん緑ばん泉)
- 泉 温:41.5℃
- 湧出量:120ℓ/min
- PH値:2.2
- 溶存物質:4.923 g/kg
- 溶存ガス成分:153.7 mg
- 成分総計:5.077 g/kg
恵山温泉旅館へのアクセス
- 住所:函館市柏野町117-150
- 時間:6:00~20:00
※宿泊者は24時間利用可能
※冬季1月上旬~4月中旬まで営業中止 - 日帰り入浴料金
大人300円/子供(小学生)150円/幼児(小学生以下)無料 - 宿泊料金
素泊り:5500円~
1泊2食付:8550円~ - 電話:0138852041
- 駐車場:有(無料)